投資信託用語集

ここでは投資信託を行なうにあたって良く登場する専門用語を集め、それぞれ意味を解説してきます。

■アセットアロケーション

資産の配分を決める事です。

■アナリスト

企業の財務や業界を調査・分析し、将来の投資価値を予測する専門家の事です。 各企業を訪問し、経営者へのインタビューなども行っています。

■インデックス

日経平均やTOPIXのような指数の事で、相場全体の動きを表す指標として機能しています。
また、インデックスに連動するように運用されるファンドをインデックスファンドといいます。

■エマージング・マーケット

成長段階の初・中期に位置する国や地域の市場の事です。

■運用報告書

投資信託の決算期末ごとに、運用実績や資産状況を投資家に報告する書類の事で、組み入れ銘柄や、基準価額、純資産総額の推移などが記載されています。
運用会社には作成と投資家への交付が義務付けられています。

■外貨MMF

外貨建ての短期の高格付け国債などで運用された、元本の安全性と金利の安定性が高い投資信託の事です。種類としてはドルMMF、ユーロMMF、豪ドルMMFなどがあります。

■会社型投資信託

会社型投資信託とは、運用する為の法人を作ってしまい、資金を集めて運用する形の投資信託の事です。

■為替リスク

為替が動く事で円ベースでの資産が動く幅の事をいいます。

■基準価額

基準価格とは、投資信託のその時の時価評価額の事をいい、正確に言うと、投資信託に含まれている有価証券をその日の時価で評価し、利息や株式の配当等の収入を加えたものから税金、手数料などの費用を差し引いて純資産総額を出し、その日の受益権総口数で割ったものです。

■先物取引

ある商品を将来の一定期日に、現時点で決めた価格で取引する契約の事です。
特定の商品は取引所でも取引されていて、買う予約をする事を「買建て」売る予約をする事を「売建て」といいます。

■信託期間

そのファンドの運用が終了するまでの期間の事をいいます。
預貯金でいう預入期間のようなもので、無期限のものもあります。
解約が増え運用が困難となった場合は満了前に償還される事もあり、追加型ファンドは約款の変更により簡単に信託期間の延長が可能できる為、信託期間はあくまで目安です。

■タクティカルアセットアロケーション

資金の配分を相場の見通しに基づいて、決めていく投資方法の事です。

■トップダウンアプローチ

各種経済指標などを元に、どの分野・国にお金を投資するのかを決めた後に、個別の株、債権等を選択する投資戦略の事です。
ファンドオブファンズなどは、まさにこの考え方を採用していて、リスクを管理しています。

■タクティカルアセットアロケーション

資金の配分を相場の見通しに基づいて、決めていく投資方法の事です。

■ノーロード

販売手数料がかからないファンドの事で、同じファンドでも販売会社によって、ノーロードの場合と販売手数料がかかる場合があります。

■ハイ・イールド・ボンド・ファンド

債券などの格付機関によって格付けされる債券の信用度において、BB格以下に格付けされている債券を中心に運用する投資信託の事です。

■ファンド

多くの投資家から集めた資金を、一つの大きなまとまった資金として、運用の専門家が株や債券などに投資・運用する金融商品の事です。 そこから得られた収益は出資金に応じて投資家に分配されています。

■ポジショントレード

数週間から数ヵ月の期間で売買を繰り返す投資の事です。

■ポートフォリオ

保有している金融資産の集合体の事です。
もともと、ポートフォーリオとは紙ばさみをあらわしますが、有価証券が紙ばさみに挟まれて保管されていた事から、ポートフォリオと呼ばれるようになっています。

■レバレッジ効果

レバレッジとはてこの事で、てこを効かせて、少額の自己資金で何倍もの取引ができる事です。
価格が変動すると、損益は初めに投資した資金の何倍にも大きくなる。